2024年4月20日
遊具で遊ぶけいたま

春の漫湖公園で遊ぶ

連休に入って始めたこと

世の中は十連休である。年末年始よりも長い休暇かもしれない。

いや、長い。

史上初の十連休と言うことで、誰もが普段はできないことにチャレンジするのは、致し方のないことだ。成田空港も過去最大の出国者だと報道されていた。かくいう私も、この何日か行っていることがある。若い女性の放尿シーンを生で見ることだ。加えて、食事中に若い女性の股間をまさぐったりもする。

そう。

トイレトレーニングだ。

けいたまはまだおむつが取れない。トレパンを履いていても、容赦なくおしっこをする。数日前の夜、YouTubeに夢中だったけいたまはトイレに行かず、おしっこ二回とうんち一回をまとめておむつにしたために、大惨事が発生した。私の無圧布団が被害に遭った。

これではいけない。

けいたまの朝ごはん
朝ごはんとけいたま

せっかく二週間も家族と一緒に過ごすのだ。いい機会だ。おむつが不要になれば、経済的負担も大きい。いつもは50枚入りのおむつを税込1300円ほどで購入している。保育園の分もあるので、だいたい、一週間ほどでなくなる。おむつの消費量が一日二枚程度になれば、月に4000円程度のコスト削減が見込める。

決してバカにできない。

そこで、朝、起きてから一時間おきにトイレに連れて行くことにした。当然、長時間の外出はできない。第一段階として「おしっことウンチはトイレでする」というルールを体に覚えさせるのだ。

学習に必要なことは反復である。朝起きて、おむつをチェック。食事中もチェック。けいたまは食事が長い。二時間なんてざらだ。まあ、夕食は私も晩酌しているし、調理もしているので二時間くらいかけても問題ないのだが、朝や昼にこれをやられるとたまらない。保育園では早く食べるという。問題はひとつずつ解決するしかない。今は「トイレでおしっこをする」ことを彼女の中で知識から常識へと転化させなければならないのだ。まさに体で覚える、形から入る、なのである。

漫湖公園で遊ぶ

トイレトレーニングを始めたので遠出ができない。ならば近くの公園にでも遊びに連れて行けばどうかと思い、那覇市内の漫湖公園に行ってみた。少しだけだが遊具がある。どちらかと言えば、テニス場やパークゴルフなどの大人向け施設がしっかりしているが、小さな子供が遊ぶにはちょうどいい規模なのだ。

漫湖公園の滑り台で遊ぶけいたま

滑り台を見つけて、大喜びで登るけいたま。足場の悪い遊具も、何度か練習すれば、すぐにすいすいと上がっていく。子供たちもそれほど多くないし、小さい子ばかりなので、小学生が滑り台を逆走したり、無理やり追い抜いていくようなことがない。けいたまよりも小さい子を手取り足取り遊具で遊ばせる親子連れが何組かいる程度だ。

漫湖公園の滑り台で遊ぶけいたま

滑り台の上まで登ってどや顔のけいたま。妻とゆうたまはけいたまの遊ぶ様子を見て楽しんでいる。青空は見えるが、日が陰っていてちょうどいい。

漫湖公園の滑り台で遊ぶけいたま

二連滑り台の左側を陣取るけいたま。振り向いてなにを確認しているのだろうか。そういえば、右と左がきちんと判別できている。私が子どもの頃は「箸を持つ方が右」と何度も注意されたので、判別できるようになったは、箸を持てるようになった後なのだと推察できる。おそらく六歳くらいだ。三歳でマスターするとはまことに素晴らしいと親ばかモード全開である。

漫湖公園の滑り台で遊ぶけいたま

いよいよスタートである。左右で微妙に勾配が違っているのが分かる。

漫湖公園の滑り台で遊ぶけいたま

一気に滑り終えたけいたま。楽しそうだ。

漫湖公園の滑り台で遊ぶけいたま

再び滑り台を登りに向かう。以下、無限ループ。

子どもの体力はハンパない。40分くらい休憩なしで走り回っている。大人が同じことをやれば拷問だ。猛特訓だ。軍隊式だ。私など死んでしまうと思う。子育てには体力が必須なのだ。五十路男性は孫の相手が限界なのだと、改めて認識する。そんなことも言ってられないので、無理しない程度に頑張るしかないのだ。

40分後、おうちに帰ろうとけいたまに言う。いやだーと泣き喚く。そうだよね、もっと遊びたいよね。でも、我々にも都合があるのだよ。欲望のままに生きていくことはできないのだよ。だが、三歳児は好奇心が中心だ。自我も強いうえに、脳が未発達なので我慢するの難しい。慰め、あやしながら車に誘導する。

さあ、晩御飯を買いに行こうよ。

スーパーでアンパンマンジュースを買い与えると、ご機嫌のけいたまなのでした。

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