アデノウイルス襲来
ついにヤツがゆうたまに襲いかかってきた。子ども三大ウイルスとでも呼ぼうか、インフルエンザ、アデノウイルス、ロタウイルス。突発性発疹の後はなにが来るのか、妻とドキドキワクワク、いや、ワクワクはしていない。ドキドキビクビクしていたのだが、最初に引いたのはアデノウイルスであった。
ゆうたまは五日間の発熱に処された。それだけではない。四日後に控えたお遊戯会の欠席も決定した。けいたまだけが参加となる。妻はゆうたまの面倒を見なければならないので、けいたまのお遊戯を見ることができない。しかも、この日から私は出張なのだ。
昨年もお遊戯会に行けなかった妻は二年連続で不参加。人生、何が起こるか分からない。一寸先は闇なのだ。
足が痛い
ゆうたまがアデノウイルスにかかってから二日目の朝、足の甲に鈍い痛みがあった。筋違えたような痛みだ。なかなか消えない。義妹から子供用の椅子をもらってから、何度か小指をぶつけていた。夜になって違和感は痛みへと変わった。足の甲の外側と足の裏、小指の付け根の根元の方を押すと痛い。ふくらはぎもつったような感じだ。
昼間から何度かボルタレンを塗ってみたが、症状は変わらなかった。夜になって腫れだした。痛くて歩けない。冷蔵庫に入れてある、キンキンに冷えたアンパンマン冷えピタを右足前側面に貼り付ける。
ああ、気持ちいい。
ネットで調べると足指骨折と症状が似ている。朝起きたら医者に行こう。痛み止めのロキソニンを飲んで眠った。
翌朝、妻に整形外科に連れてきてもらって診察。レントゲン撮影。骨にはまったく異常なし。画像を見ながら、我ながら綺麗な骨だと感心した。痛風かもと言われたが、二年前にここの医師に足首の痛みを痛風と疑われたときから、尿酸値を下げる薬を飲んでいるので、以前よりもはるかに低い。あの時も整形外科は痛風と言ったが、かかりつけの内科は、腫れ方が違うなあと首をひねっていた。
結局、歩き過ぎと診断された。もしかしたら痛風発作かもしれないとのことだった。
けいたまのお遊戯会
ついにこの日がやってきた。保育園のお遊戯会だ。昨年は出張で見ることができなかった。今年は那覇空港を昼の便で出発するので、けいたまの出番を少しだけ見ることができそうだ。
入口のアンパンマンをバンバン叩くけいたま、大興奮だ。近くの子どもと突然かくれんぼに追いかけっこ。どうも顔見知りのようだ。相手が名前を呼んでいる。そうか、三歳児だ。友達もできて当然だな。いつも一人で遊んでいる印象が強いが、最近はゆうたまのことも気にかけていたりするからなあ。こんなところにも娘の成長を感じ取れるのが嬉しい。
お遊戯会が始まった。オープニングはエイサーである。結構、人数がいるのに驚く。
義母が会場に到着して合流した。もうすぐけいたまの出番だ。控室に連れて行く。一歳児のお遊戯、ただそこにいるだけで可愛い。本来ならばゆうたまも出るはずだったのに残念だ。まだ、自分の名前も分からないはずだが、最近は呼ぶと反応するので、分かってきたのかもしれない。
続いて二歳児クラスのお遊戯。半分が泣いている。泣いて終わり。こんなものか。いよいよけいたまの出番だ。ダンスが大好き、自宅でエビカニニクスを踊っているので、義母は出し物と思っていたらしい。違うみたいですよ。しかしなかなか出てこない。準備に時間がかかっているとのこと。カメラの場所を確保する。
ようやくハワイアンの格好をした子供達が舞台に登場。あれ?けいたま、反対側だ。しかも固まってる。音楽が流れ始めた。子供達は半分が泣いている、残り半分は固まっている。まったくお遊戯になっていない。
なんだこれ?
焦る先生たち。音楽が進むも、努力もむなしく、一向に踊らない子供たちを前に諦めムードが漂う。はい、終了。
なんだ、これ?
舞台袖にけいたまを迎えに行く。笑っている。舞台の上でその顔を見せるんだよ!まあ、いいや。施設の入口に着いた妻の車に乗り空港へ向かう。ゆうたまは泣いていないが、なぜか不機嫌。空港で降りて、昼過ぎのフライトに乗る。伊丹経由で山形に向かうのだ。
こちらの記事もどうぞ:
アラフィフで再婚して二人の子どもを授かりました。妻は初めて、私は二度目の育児を夫婦で頑張っています。