2024年4月26日

ゆうたま37週目 妻の退院と最近のアニメについて

お腹の中にいるゆうたまがついに37週目を迎え、妻が一時退院できることになった。点滴の量を徐々に減らし、完全に切った翌日のお腹の張りの様子を見て退院となる算段だった。

妻は切迫早産と糖尿合併型妊娠なので、お腹の張りだけではなく、血糖値も管理しなければならない。点滴の成分はブドウ糖に薬を溶かしたものなので、点滴を切るということは、高栄養の供給もなくなることを意味する。案の定、点滴を切った後から低血糖を何度も起こした。お腹の張りはなんの問題もなく、頸管長は18mmだったが、血糖値が安定するまでの退院延期を言い渡された。

退院したら何を食べたいのか妻に尋ねると、ラーメンだという。しかも豚骨ラーメン限定だ。ああ、博多豚骨ラーメンズ。最近のアニメはタイトルから内容が分かりにくいか、分かりやすいけど長すぎるタイトルが多いように感じる。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

略して「おれいも」まあ、なんとなく兄妹ドタバタ青春コメディであることは想像できる。見たことはないが。

いぬやしき

HEN(変)GANTZを描いている奥浩哉のコミックでアニメ化された。たまに変わった作品を描く作者なので、これもきっとペットもので、犬をたくさん飼ってる人の話だと、ずーっと思っていた。何かの拍子でアニメを見た。

いぬやしきは主人公の名字。五十代半ばなのに七十歳の風貌で、家族からは無視されて、家に居場所が無く、検診で胃ガンが見つかり余命宣告されるところから話は始まる。理不尽に耐えられない主人公が、夜に愛犬と散歩に行き、誰もいない野原で泣いていたところに、地球外生命体が誤って彼を殺してしまう。地球に干渉したことがバレれば厳罰に処されることを恐れた地球外生命体は、単体で地球を破壊するほどの性能を持つ人型兵器に主人公の記憶を移し替え、何もなかったことにして逃げ去る。

こんな面白い設定が「いぬやしき」というタイトルから想像できるやつがいたら、手をあげて欲しい。

博多豚骨ラーメンズもだ。草野球チームの名前だが、チームの構成員は殺し屋、復讐屋、情報屋、殺し屋殺し、元殺し屋。人口の3%が殺し屋の街、博多を舞台にしたラノベをアニメ化したものだ。普通にこのタイトルから想像するのは、熱血ラーメン漫画だろう。

岩見沢市に住む大川くんは、私と同じアニメ好きで、私と違って熟女好きだ。彼にこの作品を教えたところ、しばらくして会ったときに、なぜか怒られた。

「年度末のクソ忙しいときに、なんでこんなアニメを教えてくれるんですか。面白いから見ちゃうじゃないですか。おかげで寝不足ですよ!」

なんでキレるの?理不尽だ。だって、今のうちに見ておかないと、4月からはSteins Gate:Zeroが始まるんだよ!Steins Gateの最終回で感動するから全部観ろと教えてくれたのは、大川君じゃないか。

退院予定日だった日の翌日。急に退院許可が出た。慌てて家のことを済ませてから、病院に迎えに行ったのだった。

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