2024年4月23日

メガロボクス ~あしたのジョー50周年記念作品~

私はアニメが好きだ。東京にいた頃は深夜アニメをチェックし、録画していたがわ沖縄の民放では深夜アニメなど放映されない。観れるのはBS11くらいだ。しかし、世の中は変わり、Amazonプライム・ビデオでオタクのアニメを見ることができる。娘がアンパンマンを見るためにU-NEXTも契約してるので、こちらでも見ることができる。しかし「ひそねとまそたん」だけはこの二つをもってしても見ることができない。

無念なのだ。

北京から日本に来て大学受験浪人している娘のはるはるは、どうしても「家政夫のミタゾノ」シーズン1が観たいらしいのだが、これまた二つをもってしても観ることができず、悔しがっている。

無念なのだ。私も観たい。

最近、気になるアニメを見つけ、時間があれば観てみようと思っていた。ある日、出張先で空いた時間にゆっくりと鑑賞した。

メガロボクス

まず、始まって最初に目に飛び込んで来た文字に驚愕を隠せなかった。

「あしたのジョー 連載開始50周年記念」

あしたのジョーって、そんなに古かったっけか?私が生まれた頃に放映されていたのか?だって、あしたのジョー2は小学生の時にリアルタイムで観たぞ。真っ白な灰に燃え尽きたのを、父の実家のテレビで観たぞ?

落ち着け。

「連載開始」だ。少年マガジンにあしたのジョーの連載が始まってから50年ということだ。

いや、驚愕したのはそこではない。このアニメが「あしたのジョー」を記念して作られたと言うことだ。観ていくうちに、舞台こそ未来ではあるが、世界観が同じことに気づく。

あしたのジョーの登場人物を整理してみよう。

まずは主人公の矢吹ジョー。トレーナーの丹下段平。ライバルの力石徹に白木財閥の令嬢。ドヤ街の子供達をまとめる太郎。ライバルのウルフ金串に金竜飛。

全部いるではないか。それに内容は少年誌ではなく、大人向けの劇画に変更されている。面白い!まだ途中までしか観ていないが、若い人たちが、このような作品を通じて昔の作品に目を向けてくれればいいなと思う。サブカルチャーは日本が誇る文化だ。年齢を問わずに共通の話題ができるのは良いことなのだから。

その後、最終の13話まで観た。結果はわかっていたが、それでもなお面白かった。

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